偽計業務妨害
パチンコなどの遊興費で借金を重ね、その返済に困った被告人が、妻に借金を隠したまま当面の資金を用立ててもらうため、強盗に遭って金銭を奪われたという嘘の通報をした事件です。被告人は自ら手足を紐で縛るなどして警察に虚偽の被害を申告し、約170人もの警察官が現場の確認や交通検問などの捜査に動員され、警察の通常の業務が妨げられました。裁判所は、多くの警察官の業務を妨害した結果は大きく、酌むべき事情はないとしつつも、被告人が反省し、前科がなく、妻が支えると誓っていることなどを考慮して、懲役刑(拘禁刑)に執行猶予をつけました。
結論
検察側の求刑通り、被告人に有罪(執行猶予付きの拘禁刑)が言い渡されました。
この裁判の情報
| 裁判年月日 | 2026-06-03 |
|---|---|
| 裁判所 | 山形地方裁判所 |
| 区分 | 刑事の裁判 |
| 事件番号 | 令和8(わ)29 |
| 分野 | その他の刑事 |
判決の全文
出典: 裁判所ウェブサイト 裁判例検索