地位確認請求事件
弁当店のフランチャイズ契約(加盟して店を経営する契約)の更新を拒絶された店主が、契約上の地位の確認や損害賠償を求めた事件。
訴えた側(原告)の事情
原告は、長年店を経営しており契約更新の期待があったことや、更新拒絶には正当な理由がないと主張。さらに、不当な更新拒絶や確認書への署名は無効であるとして、地位の確認と損害賠償を求めた。
訴えられた側(被告)の事情
被告は、原告が記者会見などで会社の社会的信用を低下させ、信頼関係が破綻したため更新拒絶は正当であると主張。また、契約終了や再契約しないことに合意する確認書を交わしているため、原告の請求には理由がないとした。
裁判所の判断
裁判所は、原告と被告の間で契約が期間満了で終了し再契約しない旨の「確認書」が有効に作成されていると判断した。原告側の錯誤や心裡留保(本心ではない意思表示)などの無効主張も認められず、原告の請求はいずれも理由がないとして棄却した。
この事件だけの事情
契約終了時に取り交わした「確認書」の効力や、そこでの合意内容が裁判の結論を左右した。
結論
被告の言い分が認められ、原告の請求はすべて棄却された。
この裁判の情報
| 裁判年月日 | 2022-04-21 |
|---|---|
| 裁判所 | 札幌地方裁判所 |
| 区分 | 民事の裁判 |
| 事件番号 | 令和3(ワ)1514 |
| 分野 | 会社 |
判決の全文
出典: 裁判所ウェブサイト 裁判例検索